「目黒雅叙園」は1931年に開業した日本初の総合結婚式場だそうです。
平成3年に850億円を掛けて全面改築され螺鈿や漆の装飾で館内を一新したとのことです。
その豪華絢爛な館内はいつ来ても ため息がでるほどなのです。
玄関ホールから招きの大門、アトリウムへと続く回廊は100メートル以上ああるそうです。
その長い廊下の壁に秘蔵の彩色木彫板、絵画が飾られています。
江戸時代の日本橋界隈の風俗を描いたもので花魅通り と呼ばれていた廊下を、再現した廊下なのですが ただの絵ではありません。
実は平面的な絵ではなく、立体的で3Dという感じ浮き上がっています。
彩色木彫板といって 1枚板の木彫りで、彫刻したあとに泥絵具で彩色しています。
見る位置によって表情が変わるのも彩色木彫板の特徴
大門池 と言われる池は 季節によって飾りが変わります。
現在は 梅雨バージョン。
ライトアップされた傘がきれいです。
美術館といってもいいくらいで 初めての人は驚くことでしょうね。
目黒大鳥神社の 神輿も廊下の両サイドに並んでいます。
招きの大門 瓦屋根の上の棟飾りは「縁結び」
結婚式場ですので ウェディング関連の施設が並んでいます。披露宴会場は超豪華だそうです。
これは化粧室入口
この化粧室は 特別な装飾が施されていて その豪華な入口につい入ってみたくなります。
螺鈿や漆による装飾の“化粧室”エントランスです。
黒漆と螺鈿。美術品のようです。
これは少し浮き上がっているように見えるかな・・・
女性用に入ると 赤い太鼓橋がありその奥が個室トイレ。ここ いつも並んでいるのです。
誰もいなけりゃ全体の写真も写すのですが さすがそれはねぇ・・・
個室内部の天井にも美人画が・・・・
トイレ個室内部の灯りとり。
この装飾は 百段階段のガラス戸と同じようです。
贅沢の極みのトイレでした。